中国ブロック支部 鳥取の新専攻医のお披露目&専攻医の2名が優秀賞を頂きました!
2021年2021年4月17〜18日、日本プライマリ・ケア連合学会の中国ブロック支部で、合同オリエンテーション・ポートフォリオ発表会が開催されました。
この会は中国地方の総合診療専攻医・指導医が集い、新専攻医へのオリエンテーション・1年間の学びを発表・共有する場として、毎年4月に行われています。
今年度はコロナ下のため、残念ながら昨年に引き続きオンライン開催でした。しかし主幹の山口県の先生方や諸先生方の力で、非常に熱い2日間になったと感じます。
1日目は当プログラムの新専攻医もお披露目することが出来ました。一緒に頑張っていきましょう!
2日目のポートフォリオ発表会では、当プログラムの専攻医2名が優秀賞を頂きました!その2名の先生から、2日間の感想を聞いてみたいと思います。
<中井翼先生>
昨年の1年間かけて企画・実施した「アルコール依存症病棟勉強会の考察」で、初めての優秀賞をいただくことが出来ました。最優秀賞には届きませんでしたが、多くの先生方に支えて頂いた成果を発表できたことが大変嬉しく思います。
また発表会以外にも大変刺激の多かったプログラムでした(個人的にはCFMDの藤沼康樹先生の生配信を聴くことが出来、Podcastのいち聴講生としては感無量でした!)
総合診療専門医はまだまだ人数が少ないですが、一緒に頑張っている仲間が大勢いることを実感した2日間でした。これからも同期・後輩・先生方と一緒に頑張りたいと思います!
<吉田つばさ先生>
このたび『人生の最終段階において、家族を通した意思決定に難渋した一例』のポートフォリオを発表し、優秀賞をいただきました。初めて書いたポートフォリオで、右も左も分からず、指導医の先生方に手取り足取り教えていただきながら何とか形にしたものでした。そのため、受賞に一番驚いたのは私だと思いますし、今でも信じられません(笑)。一方で、症例自体は短期間の経験でしたが、主治医を務める中で板挟みになったため、そのときの苦労が報われたような気がしています。
今回、初めてポートフォリオを「書く側」として出席しました。その分、他の先生方の発表の行間に見え隠れする苦労や葛藤が想像でき、「あるある!」と共感するのも楽しかったです。
コロナ禍となり、オンラインやリモートでのつながりが当たり前になって早1年が過ぎました。移動せずに遠方の先生の講義、発表を聴ける便利さに慣れてきましたが、やはり対面での意見交換をしたい衝動に駆られる瞬間がありました。いつか元どおりの形でできたらなあ…(遠い目
また来年の発表会を楽しみにしながら、1年間頑張りたいと思います。
運営をしてくださった山口の先生方、本当にありがとうございました!
<プログラム>
4月17日(土)
13:30〜 開会の挨拶
13:40〜 松下先生による、総合診療・家庭医療の総論
14:30〜 新専攻医の自己紹介
15:35〜 卒業専攻医の振り返り・プログラム紹介(広島・山口・岡山)
18:00〜 online 懇親会・プログラム紹介(島根・鳥取)
4月18日(日)
9:15〜 藤沼先生による、専攻医のお悩み相談所
10:30〜 ロールモデルを発掘しよう
13:00〜 ポートフォリオ発表会
16:15〜 表彰式
16:30 閉会